【デメリット多】 はてなブログのハッシュタグとは?付け方を解説
2021年2月3日更新
はてなブログを2014年から運営しているプロが考察する、ハッシュタグ機能のデメリットについて解説します。
本当にハッシュタグを付ける必要があるのでしょうか?
はてなブログではタグと呼ばれていますね。
これは、はてなブログのハッシュタグと考えてもらうと、機能がわかりやすいです。
SNSのTwitterやインスタグラムで使われるハッシュタグ機能と似ているからです。
以下のような方に向けた記事です。
- はてなブログのハッシュタグってなに?
- はてなブログのハッシュタグの付け方
- はてなブログでハッシュタグを使うべきか
結論は、「はてなブログのハッシュタグをつけるなら、アクセス解析をしっかりみてアクセスが伸びているかを把握しろ」です。
そうしないと、アクセスを単純に外部に流出させてしまうだけです。
はてなブログのハッシュタグとは?付け方やメリット
はてなブログのハッシュタグとは?なに?
はてなブログのハッシュタグは、キーワードごとに記事を分類するものです。1つ1つ記事に設定することができます。
ハッシュタグをつけている、はてなブログやっている人に記事を分類してまとめる機能です。
2020年10月頃に、はてなブログが機能を追加しました。
ワードプレスにもタグというものがありますが、機能が違います。
ワードプレスのタグは自分のブログ内の記事をタグで管理しますが、はてなブログのタグはすべてのはてなブロガーの記事をまとめてしまいます。
あくまでもハッシュタグです。
ツイッターも、ハッシュタグをクリックすると、そのハッシュタグがついているすべてのツイートがまとめて表示されます。
はてなブログのハッシュタグも同じ機能です。
しかし、はてなブログのハッシュタグをクリックして見てみると、「ハッシュタグ」がついていない記事も表示されています。
おそらく、タイトルや見出しに「ハッシュタグのキーワード」が入っているものを、はてなブログ側がピックアップして表示させていると考えられます。
ハッシュタグがついている記事を優先的に上に表示させて、タイトルや見出しにハッシュタグと同じキーワードが入っている記事をそのあとに表示させています。(今後このアルゴリズムが変わる可能性はあります。)
現に、人気がある記事を「はてなブログ タグ」のサイトに表示させる予定があると公式サイトには書かれていました。
はてなブログの公式には以下のようにあります。
はてなブログタグは、みんなで解説(編集)するWeb百科事典「はてなキーワード」の後継サービスです。一部のタグには説明文があり、意味を知ることができます。
無料版のはてなブログには、下線が引かれてしまってしましたが、あれがWeb百科事典「はてなキーワード」です。
はてなキーワードの後継版だそうです。
はてなキーワードは、はてなブログを有料版にしないと消せません。
それぞれのタグには、「はてなブログ タグ」のサイトにて説明文が表示されます。↓↓
はてなブログのカテゴリーとハッシュタグは違うんですか?
はてなブログのカテゴリーとはてなブログは違うものです。
カテゴリーは、はてなブログ運営者のブログ内の記事をまとめて分類するものです。
はてなブログ内の整理箱みたいな感じですね。
はてなブログのハッシュタグは、はてなブログ運営者でハッシュタグをつけている人のブログが表示されてしまうのです。
だから、あなたのはてなブログから読者が離脱してしまう可能性があるということです。
はてなブログのグループとはてなブログは違うんですか?
はてなブログのグループとハッシュタグは違います。
はてなグループでは、同じジャンルのはてなブロガーが登録できます。ジャンルごとに「はてなブログ グループ」にまとめられています。
お互い読んでもらうという役割をもっています。
はてなブログのハッシュタグは、ハッシュタグをつけている記事ごとに「はてなブログ タグ」のサイトでまとめられます。
はてなブログのグループは登録しておくだけで、アクセスが上がる可能性があります。
ハッシュタグ機能のように読者を流出させてしまうリスクがありません。
とりあえずたくさんのはてなブログのグループに登録しておきましょう。
はてなブログのハッシュタグの付け方
はてなブログのハッシュタグの付け方はとても簡単です。
はてなブログの編集画面の左下に「タグをつける」というボタンを押して、ハッシュタグを入力してENTERボタンを押します。
# は、はじめから付いているので、こちらで付ける必要はありません。
ハッシュタグの候補も表示されるので、いま書いた記事に合うものから選択しても付けることができます。
だれも付けなさそうなハッシュタグをつけても、外部からのアクセスが見込めずにアクセスを流出させてしまうだけなのでやめましょう。
はてなブログの公式には以下のようにあります。
スペースがあっても無くても同じ意味をなす場合、無い表記を推奨します。日本人名の場合、姓・名の間にスペースなどを入れずに記すことを推奨します。
はてなブログのハッシュタグの付け方は、2つの単語が入ったりする場合はスペースを入れたほうが良いでしょう。
変換候補は、他の人も入力しているハッシュタグと考えられるので、そこから探すことをおすすめします。
はてなブログのハッシュタグの消し方
はてなブログのハッシュタグの消し方もとても簡単です。
ハッシュタグの「×」をクリックすると、つけたハッシュタグが消えます。
ハッシュタグから流入したアクセスは、はてなブログのアクセス解析からはどう表示される?
ハッシュタグから流入したアクセスは、はてなブログのアクセス解析では「はてなキーワード」で表示されます。
はてなブログのハッシュタグをつけている場合は、きちんとこのアクセスが伸びているかを確認しておきましょう。
アクセスが伸びていなければ、ハッシュタグをつけてもアクセスを流出させてしまっていることも考えられます。
一度の記事で試してみて、効果なければ「ハッシュタグ」を消すことも考えたほうがいいですね。
【デメリット】はてなブログのハッシュタグに効果あるの?
【1】読者が離脱してしまう可能性がある
はてなブログのハッシュタグは、記事下に設置されています。
記事下は一番読者が離脱しやすいところです。
はてなブログのハッシュタグを伝ってほかの読者へ読みにいってしまう可能性があります。
特に検索エンジンからのアクセスが多い方は、読者を自分の中で回遊してもらったほうがいいです。
わざわざ読者を違うブログに渡さなくてもいいと思うのです。
「はてなブログ タグ」では、こんな感じではてなブックマークで人気の記事も表示されます。
そして、この下にははてなブログ側が表示させているアドセンス広告もあります。
オーバーレイといって、追尾してくるアドセンス広告は貼ってあります。
アドセンス広告は、お金をかけてクリックさせようと企業が載せている広告です。
ついクリックしてしまったことってありますよね?
アドセンス広告やはてなブックマークの記事に読者が流れてしまうことは容易に想像できます。
あなたが必死に集めてきた読者やファンを、あえて、このような広告に読者を流す意味はあるのでしょうか?
そこは考えてみる必要はありますよね。
【2】トップページが見にくくなってしまう
記事タイトルの下にハッシュタグがついています。
スマホから見ても表示されています(レスポンシブ表示)
このハッシュタグはクリックすることができます。
余計な文章がはいってしまうので、タイトルが見にくくなってしまうデメリットがあります。
【メリット】はてなブログのハッシュタグの効果
「はてなブログのハッシュタグのまとめサイト」から、あなたのブログにアクセスが流入する可能性があります。
あなたのブログ記事からアクセスが逃げてしまう可能性もありますが、はてなブログのハッシュタグによって読者が集まってくる可能性もあります。
「はてなブログ タグ」のサイトを見ている人があなたの記事を読みに来てくれます。
まだアクセスがない初心者の方は、はてなブログのハッシュタグでアクセスを集めていく戦略もありだと思います。
はてなブログのハッシュタグでアクセスを集めるコツ
【1】アイキャッチ画像をインパクトのあるものにする
はてなブログのグループにも言える特徴ですが、「はてなブログ タグ」のサイトでもアイキャッチが大きく表示されます。
アイキャッチで目立つかが勝負ということです。
はてなブログの画像加工できるソフトを使ってしまえば、とても簡単にアイキャッチ画像を作ることができます。
はてなブログの画像作成にCANVAを使うのもおすすめです。
アイキャッチの他には、タイトルも重要になってきます。
読まれるはてなブログのタイトルをつけなければいけません。
【2】はてなブログのキャンペーンで使われるタグを使う
はてなブログでは、2020-10-08にハッシュタグ機能実装のキャンペーンを行いました。
以下のハッシュタグをつけた記事にプレゼントをする企画でした。
- #わたしのおすすめマンガ2020
- #エンジニアのキャリア
- #わたしのアウトプット方法
- #わたしの大事なお店
はてなブログがキャンペーンを行うことによって、盛り上がり人が集まります。
たくさんの人が参加するので、記事が埋もれてしまう可能性はあります。
でも、参加しやすいハッシュタグをつけてみるとアクセスアップになる可能性があります。
まとめ(はてなブログのハッシュタグ)
検索流入が多い人は、はてなブログのハッシュタグはつけないほうが良い。
検索が多い記事から、読者が離脱してしまうのは痛いからです。
はてなブログのアクセスが少ない記事を、ハッシュタグ経由でアクセスを集めるというのが良い方法です。
はてなブログのアクセス解析を見て、「はてなブログのハッシュタグ」からアクセスがきちんと集まってきているかを把握しておきましょう。
いくらハッシュタグをつけても、そこからのアクセスがなければやっていても意味がありません。
ハッシュタグ以外にもアクセスアップする方法はいくらでもあります。